2012-01-01から1年間の記事一覧

ハッピー クリスマス通説

12月25日はクリスマス、申すまでもなくイエス・キリストの降誕を記念する日です。 昨年もこの同じ日、拙ブログで「日本人とクリスマス」をアップしております。重複を避けますが、欧米ではお正月より盛大にお祝いするのは、キリスト教徒としては当然です…

小選挙区制と多い死票

総選挙は、予想を上回る自民党294議席の圧勝、民主党57議席の大惨敗でした。期待?の第三極もそれぞれに正体が不明のまま、最後まで有権者を迷わせ共倒れに終わりました。この結果、自公合わせて325議席で、衆院の3分の2以上の議席を確保すること…

民主党政権3年10の誤算

来る16日の総選挙を以って、3年間の民主党政権の命脈は尽きることになりましょう。2009年の総選挙で300を超える議席をいただきながら、この3年間の国政で上手く機能しなかったことは、1票を投じた有権者の一人として残念至極の思いです。ここで…

茅ヶ崎交響楽団の第九演奏会

本日、「茅ヶ崎交響楽団(茅響)第28回第九演奏会」を聴いてきました。 地方都市のオーケストラは、一般的にも長年の実績の下で市民に愛され、地域の文化活動の担い手として役立っているものです。 私が住まう茅ヶ崎市には、今年創立30周年を迎える茅響…

滋賀/湖東三山の紹介

去る11月11日、近年、近江路の紅葉の名所として売り出し中の、「湖東三山」を訪ねお詣りする機会を得ました。湖東三山は文字通り琵琶湖の東側、鈴鹿山脈の西中腹に位置する、天台宗の三つの古い寺院の総称で、「西明寺」「金剛輪寺」「百済寺(ひゃくさ…

激賞もの!湘南ベルマーレJ1昇格

この11月11日、プロサッカーJリーグJ2の最終戦を終って「湘南ベルマーレ」は順位2位を確保して、来季J1への昇格を決めました。22チーム2回総当たり42試合の激戦を極めるJ2リーグ戦で、20勝7敗15引分、勝点75の戦績で頭書の順位を決…

老骨に鞭打つこと勿れ

石原さん、突然都知事を辞めて新党結成ですって?またまた人騒がせなことですね。都知事3期で勇退すると思っていましたら、自分で呼んでいた前神奈川県知事の松沢成文氏などを押しのけて、得意の後出しジャンケンでまんまと4期の座を射止めました。都民も…

超高齢社会の到来

わが国が近代社会に向けて離陸した、明治期から大正期を経て昭和の半ばまでの約100年間、日本社会全体の高齢化率は5%程度で推移して来ました。この高齢化率は周知の通り、65歳以上の人を高齢者と呼び、この高齢者の人数が全人口の中に占める割合を%で表…

シニアの再就職アドバイス10カ条

かつて以前、シニアの定年後再就職問題について、”先輩シニアの語録集”を基に、その心構えや一言アドバイスを人前で講じたことがあります。 昨今、雇用環境が一段と著しく厳しくなり、シニアの再就職は、定年前・定年後の如何を問わずタイトな状況にあります…

労働者派遣法の改正

10月に入りまして、所属団体の行事やOB会、弔事等、身辺にわかに忙しくなり、ブログを書く暇がなく、アップが遅れてしまいました。 本題です。10月1日より「労働者派遣法」(正式名称;労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備に…

新設「リサイクルセンター」見学記

昨日、消費者団体の施設見学会の一員として、今春完成しました「広域リサイクルセンター」を見学して参りました。 わが国では現在、環境への負荷ができる限り少ない「循環型社会」への転換が求められています。こうした状況下で、私が住む湘南地方の1市1町…

在宅高齢者実態調査に協力を

在宅高齢者実態調査は、各自治体が市内に居住する65歳以上の全ての人を対象に、各地域の民生委員児童委員の協力により、各高齢者宅を訪問して、その世帯の状況等について聴き取り調査を行うものです。【註】 わが国の65歳以上の高齢者人口は年々増加し、…

またまた世襲議員オンパレード?

わが国の国会議員に世襲議員が多いことは、衆知の事実です。2005年の衆院選まで、国会議員全体に占める世襲議員の比率は、2003年の30%超を除いて、24〜25%の水準で推移して来ました。 そして2009年の前回衆院選で民主党が大勝したため、…

二百二十日と農家の三大厄日

今日の9月10日は俗に言う「二百二十日」ですが、年によっては9月11日の場合もあります。どなたもご存知のように、立春から数えて「二百十日」が9月1日ですから、簡単な算術で二百二十日も決まります。 この呼び名は、農作特に稲作と台風の関係を表し…

「一票の格差」是正未だし

丁度1年前の9月14日付拙ブログで「『一票の格差』ごまめのはぎしり問答」をアップして以来、再びこの問題を採り上げました。政治家たちのノーテンキ振りを目の当たりにして、堪らずしての所作とお心得ください。 「一票の格差」是正は焦眉の急の政治課題です…

認知症305万人の衝撃

8月24日の朝日新聞によると、厚生労働省公表で認知症の高齢者が今年時点で約305万人いて、65歳以上人口の1割にのぼるとの推計結果が示されました。この認知症増加傾向の速さに驚かされるとともに、同じ年代の者として大きなショックを受けています。…

田口壮選手ご苦労様でした

オリックス・田口選手が7月31日、現役引退を表明されました。個人的にプロ野球は阪急⇒オリックスと熱烈に応援して来た者として、彼の引退は一入感慨深いものがあります。 阪急時代から灰色のチームカラーを受け継いでか、オリックスになってもその地味さ…

ロンドンオリンピックが終って

今未明の閉会式を以って、17日間に及ぶ民族の祭典「ロンドンオリンピック」が閉幕しました。日本と開催地の時差が9時間あり、各競技の実況をライブで視聴するには、国民の多くは、睡眠時間を犠牲にして応援したものでした。日本選手も日本からの熱波を受けて…

エネルギー政策意見聴取会から

今朝の朝刊で読みましたが、政府が全国11カ所で開いた「エネルギ−政策意見聴取会」が終り、2030年までに原発ゼロを求める意見が7割を占めたようです(下図参照)。 この種のアンケートや世論調査は原発事故以降多く行われた来ましたが、「”減原発”か…

高齢者の熱中症対策

近年、「熱中症」という名の”熱による身体の機能障害”の被害がマスコミに採り上げられます。我われのような旧い人間は、日射病(地方によっては霍乱<カクラン>)とか熱射病と言われればピーンときますが、どうもこれらを含めた総称のようで、今ひとつお馴…

「土用」あれこれ

去る7月19日は「土用の入り」でした。「土用」と言えば、今では夏を代表する代名詞の一つのように思われていますが、もともと、節気の中の「四立」(立春・立夏・立秋・立冬)にそれぞれの四季に土用があり、その18日前を「土用の入り」と呼んできました…

最低賃金が生活保護を下回るショック

7月11日の朝刊で大きく取り上げられましたが、最低賃金で働いた場合、1か月の収入が生活保護給付水準を下回る都道府県は11に上ることが厚生労働省から発表されました。私がショッキングだったのは、昨2011年調査ではこの逆転現象の下回る都道府県…

平塚七夕祭見物記

昨年の7月7日のブログは、やはり七夕に因んで「宇宙におけるランデブー余話」を書きましたが、今年は、私が住む隣町の平塚七夕祭を見物して来ましたので、その感想など触れてみたいと思います。 全国的に有名な七夕祭は仙台と平塚が双壁で、東西の横綱であ…

老人ホームの種類と特徴

近年、自分自身が「老人ホーム」という存在が身近に感じられる歳になって参りました。しかしながら、この老人ホームくらい種類が多く、一般に理解が行き届いていないものも少なくないのではないでしょうか?介護付有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム・健…

日本のプライマリーバランス

このプライマリーバランス(PB)という用語は、小泉内閣時代以来、国の財政状態を診る際によく使われるようになってきました。日本流に言えば、”基礎的財政収支”のことになりますが、誰でもお分かりの通り、歳入から歳出を差し引いた数字が0であれば、均…

今年はアジサイのあたり年?

我が家の猫の額ほど庭に植栽するアジサイ(紫陽花)は、今年は例年になく花の付きがよいようです。この傾向は我が家に限ったことではなく、世間一般でも、今年はアジサイのあたり年だという情報は流布されているように思われます。勿論、地域別の違いがある…

「江戸日本橋」小伝

去る6月7日に久しぶりに江戸東京博物館を見学する機会を持ちました。 一般の常設展は当然ですが、今年は当博物館の開館20周年記念特別展として、”描かれたランドマークの400年”と銘打たれた「日本橋」展が”、開催されています。 江戸東京の象徴として…

6月という月

6月という月は、これといった祭日や行事もなく、私のイメージとしては12か月の中では一番地味な感じがします。 しかしよく考えますと、6月は”衣替え”に代表される春から夏に移る季節の変わり目の月です。事実、気象的にも太平洋側の高気圧が次第に発達し…

自信を持とう「日本の底力」

朝日新聞が昨年6月、「日本のいまとこれから」というテーマで全国世論調査を行っていますが、その結果、「いまの日本は自信を失っている」と視ている人が74%、「これからの日本に不安を感じる」は90%以上にも上っています。これでは、私なんかがこれ…

もう待てない!「一票の格差」

まだ憲法記念日の余韻が残る中、前号でお約束しました憲法関連の「一票の格差」を採り上げました。このテーマは実は、’11.9.14付で『「一票の格差」ごまめのはぎしり問答』でも散々こき下ろしているのですが、国会は一向に捗々しい動きはなく、牛の涎のごと…